ウォルナットって何?
HOME>ウォルナットって何?
当HPにお越しくださった方の中には、「ウォルナットって何?」 って方もいらっしゃるかも知れません。
ここでは、私なりに調べた「ウォルナット(ウォールナット)」について簡単に書きたいと思います。
そもそも一言でウォルナットと言ってもその種類は様々です。
・クインズランドウォルナット (Queensland walnut ) クスノキ科の広葉樹
・ニューギニアウォルナット (New Guinea walnut ) ウルシ科の広葉樹
などはウォルナットの名が付いていますがその樹種は ウォルナットとは全く関係なく、材面や木肌がウォルナットに似ている事から代用として家具や建具などに使用される事が多いらしいです。
日本にあるウォルナット材は輸入物がほとんどらしいので、ドア材・フローリング材などに使われているのはおそらくこの辺のそっくりさんの木材なんでしょうか?
・ブラックウォルナット (Black Walnut ) クルミ科の落葉広葉樹
こちらは世界三大銘木の一つにもあげられるほどだそうで、ヨーロッパではルネッサンス時代より家具用材として親しまれていたそうです。
・ 心材は褐色から紫褐色で不規則な濃淡の縞を持つことが多い。
・ 肌目はやや粗いが艶出し加工をすると綺麗な光沢がでる。
・ 木質はやや重硬で狂いが少ない。
・ 衝撃に強いが加工性は非常に良い。
・ 木材成分(タンニン)の影響で使い込むほどに渋みを増す経験変化で風格を増す。
などの理由で古くから高級家具材や楽器(ピアノなど)に使われていたそうです。
本物のブラックウォルナット材を使用して造られた物って相当高価でしょうから、実際に自宅の家具や建具なんかに使用すると相当な予算が掛かってしまうでしょうね。
ちなみに別名では
・アメリカンウォルナット (American walnut)
とも呼ばれるらしいです。
以上が私なりに調べた結果の説明です(かなり個人的な解釈も含まれてます)。
なにぶん木材の専門家ではありませんので色々な所から抜粋させて頂いた形となっていますが、少しでも伝わりやすい様に完結にまとめて説明させて頂きました。
最後に当サイト内に記載しております「ウォルナット」と言う言葉は、家具や建具などの色を指す表現とさせて頂きます。
上で説明した本物の「ウォルナット材」を指す表現ではない事を、ご理解頂ければと思います。
page top↑
HOME>ウォルナットって何?