コンセント増設
DIY>コンセント増設・前編>後編壁への加工をしてサイズ確認をしたら、いよいよ配線に取り掛かります。 一般的なコンセントに使われているのは、黒と白の線(銅線)二本の物が一般的だそうです。 コンセントの配線はボックス裏の配線用穴に差し込むだけで完了するため、このような固めの線でないとうまく接続できません。 ですので家庭用コンポ等のスピーカー用の線(小さな線が沢山束ねてある線)などでは巧く差し込めません。 今回の設置場所に使うのは1mもあれば十分なのですが、取り付け位置次第で取り回しも考慮(直線距離ではなく)した長めの線を用意してください。 先から1.5cmぐらいの所まで保護ビニールをむいで、準備OK! |
接続法は、同じ色を並列に差し込むだけと至って簡単です。 写真は既存ボックスから新設へ伸ばす銅線を差し込んだところ。 コンセントってこんな風にドンドン並列に伸ばして増設できるように作ってあるんですね〜。 正直知りませんでした・・・ ただ増やし過ぎは電力不足を招いて、ブレーカー落ちの原因になりますのでご注意を! |
こちらは新設するコンセントボックスです。 ほとんどのボックスは、裏に+−が書いてありますので同じように差し込みます。 もし書いてない場合、コンセントの穴は左右の大きさが微妙に違いますのでそこを見て判断してください。 写真にあるビニールの様な物は、防気カバーです。 これを付けないと特に冬場は冷気がコンセントの穴から吹き込んでとても寒いので、必ず付けたほうが良いとおもいます。 ボックスの上下に付いている、くの字に曲がった金具が石膏ボード用の取り付けステーなのですが、この段階ではネジは仮止めにして置きます。 |
これで、既存側と新設側の配線が終わりました。 ここまできたらもう一息! 一度ブレーカーを上げて通電確認してください(既存・新設ともに)。 きちんと動作確認できたら、あとは取り付けるのみです。 |
配線が硬めなので中に入れ込むのが少し難しいですが、後々のメンテナンスの事も考えてあまり短めにするのはお勧めできません。 折れたり、どこかに干渉したりしないよう気をつけながら壁の中に押し込んでください。 壁に収まったら、上で説明した取り付け用ステーのネジを締めて壁に固定します。 この時にもう一度穴のサイズを微調整しながら、ガッチリと固定する用にしてください。 穴は少しキツメぐらのほうが良いと思います。 コンセントは頻繁に抜き差しするので、しっかり固定できてないと取り付け直後が良くても後々グラグラになってくる可能性があるからです。 |
最後に化粧カバーを取り付けて終了! もしどちらかに傾いたりしてたら、再度化粧カバーを外し取り付けステーのネジを緩めて調整してください。 |
我が家の今回の取り付け位置には上に照明スイッチがある為、位置関係を気にする必要がありました。 少し採寸に不安がありましたが、心配をよそに良い位置に設置できました。 ブレーカーを上げて最後の通電確認をして作業修了。 |
最後に・・・
この手順は管理人独自の方法であり、作業内容を保障する訳ではございません。
もしあなたもチャレンジされるのでしたら、くれぐれも事故等のない慎重に作業してくださいね。
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