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   和風アジアンインテリア〜ウォルナットな家〜
  
ウォルナットライン





     家作りを考える〜前編〜





1. 予算内で建てる為に、何処を重視してお金をかけるか。どこを省くか。



我が家は、家の周りをグルリと囲まれるように隣接して家が建っています。

ですのでどの方向から見ても、家の全景を見ることはできません。

遠い将来には見えるようになる(旧家屋を解体すれば)かもしれませんが、それがいつの事になるかも分からない状態です。

その為見えない外観にお金を掛けるのは止めようと言う事になりました。

では何処にお金を掛けるのか?と言う事になりますが、

「まず始めにお客さんが来られて一番最初に目に入る玄関にインパクトを出したい!!」

と言うのが二人の共通した意見でした。


初めて来られたお客さんはもしかしたら玄関先でお話してその日は帰られるかもしれません。

そのお客様が見た、その家の印象はどこで決まるでしょうか?

外観も勿論重要ですが、玄関ホールに入って頂いた時に受ける印象はその家の評価を左右してしまうくらい重要な事だと私達は考えていました。



そこで色々相談して行くうちに、


トイレやお風呂が多少狭くなっても玄関を広めに

階段と玄関ホールと2階廊下を隣接して並べることで視覚的に大空間な吹き抜けを実現する

と言うプランをダイワハウス さんから頂いて今のような間取りになりました。


お風呂やトイレについて(特にお風呂)は私達はほとんど拘りがなく最低限の物で良いと言う二人の意見から予算を省こうと言う結論になりました。


この決断が本当に良かったのかどうかは未だに答えは出ていません。

ですがそれぞれのご家庭でどうしても譲れない部分には惜しみなく予算を掛け、それ以外のあまり重要視していない部分の予算を出来るだけカットする事が家作りにおいてとても重要な事だと思います。







2. どんなインテリアにしたいか。



私達夫婦は和風やアジアンの雰囲気がとても好きです。

折角新築するのですから、完成したマイホームのインテリアを

{あんなテーマや、こんなスタイルにしたい!」

と思い描いて実現したいと誰もが思うはずです。

では、どうやって和風やアジアンの雰囲気をだすのか?

と言う事になるのですが、実際に家自体の構造でいくらでもスタイルをアピールする事は可能だと思います。

和風でいえば、格子状の仕切りをつけるとか、おもいっきり木肌が見えるような民宿や旅館のように造ってもらうとか、半月型の垂れ壁をつけるetc...

考え始めるとキリが無いほど、そのアピールの方法は様々です。

ですが和風に限らずプロバンス・トラディショナル・アジアン・ナチュラルなど、そのインテリアスタイルは家を建てる夫婦の今現在の趣味 であり、10年後・20年後の自分達は同じインテリ
アの趣味のままなのでしょうか?

少なくても私達の趣味は将来変わっている かもしれません。

そう考えた時、どれかのスタイルに偏った構造で家を造ってしまったら将来変更するのは困難になるかもしれません。

おもいっきり洋風な構造の家を建てて20年後和風に変えたいと思った時、きっとまとまりのあるインテリアでは無くなってしまうと思います。

無理なレイアウトや家具・ソファーのチョイスでバラバラなインテリアが出来上がってしまうと思います。

そう考えた結果構造自体はシンプルに、家具や小物で雰囲気を出そうと言う結論になりました。

10年・20年後にリフォームするほどのお金は我が家にはありそうにないですし・・・(苦笑)


そう考え初めるようになってから次の 3の疑問が高まっていきました。





3. 構造を考える





私達は30代前半で家を建てましたが、家作りの構造を考える上で大きな疑問がありました。  それは

30代前半の私達が、今現在満足できる家を建てればいいのか?

40、50歳になった自分達も満足できている家を建てるのか?

と言う事です。

大空間のリビング・ダイニングの吹き抜けや勾配天井、ロフトなど見た目におしゃれだと感じる家は沢山あります。

テレビや映画・ドラマなんかに出てきそうなお洒落な家。

当然私達も憧れますし、そんな家に住みたいな〜て思います。

そんな家を見ていると、これが我が家だったら、どれだけいいだろうって思います。

でも、お洒落にしようとすればするほど、お金がすごく掛かるのも事実なんですよね。



一生に一度(大半の人は)の大きな買い物なんですから、多少無理をしてでも理想を実現したほうがよかったかもしれませんね。

では、実際の我が家と言いますと今はまだ新築して間もない為自分達なりに拘った場所を見ては

「うん、いい!! カッコいい!!」

と自画自賛していますし、来てくださってお客さんも少しではありますが誉めてくださいます。

では数十年後の自分もいまと変わらず我が家を眺めては、新築時と同じことを思っているでしょうか?

建てた時は

自分達の一生に一度の大作だ!!


と出来上がったマイホームを見ては満足しているかもしれませんが、
熟年になり子供も成人して家を出て行き夫婦二人きりになってしまった時その家は自分達に 相応しいでしょうか?

お金が有り余っている方々だと

「その時はリフォームすればいい。」

「外壁は再塗装すればいい。」

と言う意見でかたずいてしまう話かもしれませんが、少なくても我が家には10年・20年後に数百万円のお金を叩いてリフォームするだけの余裕が出来ているとは思えないのが原状です。

住宅展示場を見に行ったり、雑誌やネットで家を見ているとお洒落でカッコいい家が沢山ありますよね。

そういう家を見るとき、私達は熟年になった自分達でも似合う構造なのかどうかと言う観点からも色々な部分を見て勉強させて頂きました。

結果、構造は極力シンプルに、かつ居住性を重視した家をという考え方で家作りを進めていきました。





長い文章になって申し訳ありませんが、興味を持って頂いた方は是非後編 もご覧くださいね。


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