すりガラスフィルム貼り

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作業に取り掛かる前に揃えたい道具。

フィルム道具
ゴムへらやプラへらは日用雑貨店やカー用品店などで手に入るものでOKです。

スプレーの石鹸水ですが、ご家庭にある食器洗い用の洗剤なら何でもかまいません。
石鹸水を作るときついつい沢山洗剤を入れたくなるのですが、水50:洗剤1くらいで十分ですので入れすぎにはご注意を。

入れすぎるとヌルヌルすぎてフィルムの固定をする時とても困りますので、お気を付けくださいね。









フィルム1   
まずは、採寸です。
サッシの内枠にガラスを固定しているゴムがあると思いますが、そのゴムより内から内(実際のガラスが見えていて透明な部分)を測ってください。
今回説明の為にフィルムを貼る窓のサイズは横幅69.5cmですが、今回4辺隙間を開けたほうがワザとらしく見えず(後から貼った感が出ない)きれいなので今回のフィルムは68.5cmとして、上下左右5mmずつ開けて貼ります(今回の写真では上側は途中で止めてありますけどね)。

実際測ったらフィルムに下書きをしてカッターで切るのですが、下書きはフィルム側ではなく裏側に書くようにしてください。
すりガラスフィルムは表面が凸凹しており、後でマジック等で引いた線を消すのは困難になります。

実際に切る時ですが、直角定規も用意したほうがより奇麗に切れます。
使う定規も出来ればプラスティックや木製ではなく、金属のものが用意出来れば一番goodです。
理由は金属製でないと定規自体が切れてしまう可能性があるので、正確な直線が切れない場合がある為です。

上下左右の寸法の差や角度がきちんと90度になっているかどうか再確認してから切ってくださいね。





 
フィルム2   
フィルムのカットが終わったら掃除の作業に入ります。
この時大量の石鹸水を使いますので、貼りたい窓の周りに飛び散っても大丈夫なようにバスタオルなんかを引いておくといいです。

写真のようにスプレーで窓に石鹸水を吹き付けます。
普通の家庭で使っているようなスポンジなんかで全体を洗ってください。
最後にガラス表面を手のひらでなぞる様に全体を擦るように洗います。
この時、いつもより少し神経を研ぎ澄まして全神経を指先に集中してください。
人間の目では気が付かないような小さなゴミやテープの糊など、結構色んな物が付いている場合があります。
もしなにか異物感を感じたらその部分をカッターの刃(カッターから出した刃ではなく、刃のみを仕様)や、糊はがしスプレーなどを使って指先に異物感が無くなるまで掃除してください。

この時の注意点ですが、絶対に刃を立てないでください。
ガラスが傷だらけになってしまいますので。
限界ギリギリまでガラス面に沿わせて、刃を寝せるようにして使うのがポイントです。

フィルムの仕上がりは何よりも掃除の程度で決まってしまいます。
ここで手を抜くと絶対きれいに貼れないと思って、やりすぎくらい奇麗にしておくと後の仕上がりにかなり差がでますよ。





 
フィルム3  フィルム4    
いよいよ貼る作業に入りますが、なれない方は補助でもう一人横にいてもらったほうが良いと思います。

先ほど切ったフィルムをお風呂に持っていって、シャワーで全体を流しましょう。
こうすることでフィルム自体に付着したほこりを洗い流すことができます。
この時、あまり勢いよくシャワーを出してしまうと水の勢いでフィルムに折れ目などできてしまうので丁寧にやさしく扱ってください。

洗ったら4つの内のどこか1つの角を少しだけフィルムと裏の紙を剥がします。
セロハンテープ等を両側に向かい合わせて貼り付け、勢いよく離すようにすると結構簡単に剥がせると思います。


ここまで出来たらいよいよ貼り付け目前です。

再度石鹸水を拭きつけ、写真の様にゴムへらを使って上から順番に石鹸水を洗い流して行きます。
こうすることでガラスに付着したほこりやゴミも一緒に流していますので、適当にやらずに泡を残さないようにしましょう。
この作業をしている間にもホコリは舞っているのですからここの作業は急ぎ目で行きましょう。

全体の泡を洗い流したら再度石鹸水を吹きつけてすぐ待機しているフィルムを剥がしにかかります。
先ほど剥がしておいた角から一気に全部を剥がしましょう。
急ぎながらも慎重に・・・(笑)
剥がし終わったらフィルムの糊部分が丸見えになっている状態のはずですから、大急ぎで下のはしっこを持って二人でフィルムをガラスに乗せてください。(写真下は一人で作業しています)

とにかくゴムへらで掃除を始めてからフィルムを乗せるまでの時間を極力早めることで仕上がりに差がでてしまいますので、慎重かつ大急ぎで!!





 
フィルム5   
フィルムを乗せ終わったらその上からさらにフィルム全体に石鹸水を拭きつけます。
今から泡を押し出すためにゴムへらを使うのですが、その滑りをよくするためですから軽くで結構です。。

大体の位置決めをして、
まず中心から左右横方向に泡を押し出して、位置を固定します。
上下・斜め方向に中心から外に向かって泡を押し出していきます(フィルムが動かないように反対の手で押さえながら)。
あとで最終押さえをしますので、泡抜きはここではザっとで構いません。

写真にでは写りにくいのですが、下半分は泡が無くなっているのが分かるでしょうか?





 
フィルム6   
ここまでくれば完成は目の前です。

ご家庭にありますキッチンペーパーを一切れ取り、四つ折にしてからプラヘラを包むようにして(写真参照)持ってください。
先ほどと同じように中心から外に向かって最終押さえをしていきます。
ここまでくると位置の修正は困難になっていますので、位置決めは上の段階で完璧な状態にしておいてくださいね。

キッチンペーパーを使う理由ですが、フィルムは水分があると中々乾いてくれません。
ですので水分をよく吸い取るキッチンペーパーを使って水分を抜き取っていきます。
水分をふき取りながらも先ほどの作業で抜き忘れた泡も押し出してください。

ここでの注意点ですが、キッチンペーパーは水分と同時にホコリや見えないゴミなんかもふき取っています。
ですので、同じモノをあまり何度も使わず小まめに換えるようにしてください。

ペーパーが湿ってきたら交換するくらいがいいです。
交換せずに作業を続けていると、付着したほこりやゴミなどでフィルム表面が擦り傷だらけになってしまいます。

折角のここまでの作業が台無しなってしまいますので、換え過ぎなくらいペーパーを交換したほうがいいと思います。






 
フィルム完成   
最後にもう一度泡の抜き残しなどないか全体を確認して完成です!

今回は網戸のルーバーのラインに合わせて貼ったのですが、サイズが大きくなるほど難易度は上がってきますので慎重に。 
 




 




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